才神敦子先生にインタビュー

才神敦子先生にインタビュー

青森県・岩手県を拠点に、沢山の子供達の可能性を広げることに従事している才神先生に、先生が主宰している英語のドラマキャンプについてお話をお聞きしました。


 

出来るだけ多くの子供たちに No Limits マインドを持ってもらいたい。

 

1  2

 

【No Limits ドラマキャンプ】発足のきっかけは何ですか?

 

10年以上「英会話教室カンガルークラブ」を八戸市で主宰していますが、自分の子育ての経験、そして多くの子供たちと接している中で、子供たちが挑戦する前から「無理!」「できない!」という言葉を無意識に使っていることに気がつきました。

そんな中、アメリカで「子供演劇体験プログラム」と出逢ったのをきっかけに、それまでに学んだコーチングメソッドと、10年間にわたる英会話教室運営のノウハウを融合させ、子供たちが主体性を持って行動できるようになるための英語劇&夢発見コーチングのオリジナルプログラム【No Limits ドラマキャンプ】を考案しました。

 

【No Limits ドラマキャンプ】ではどんなことをしていますか?

 

【No Limits ドラマキャンプ】は毎年夏休みに開催され、今では日本中の子供たちが参加してくれます。

これは数日かけて英語劇を作り上げるサマーキャンプですが、本当のテーマは “No Limits”、つまり「限界突破」です。ここでは日本の子供たちにとって限界になりがちな「英語」「劇」「知らない人」「宿泊」「夢の実現」などの要素を取り入れています。つまり、限界だらけからのスタートです。しかし、仲間とともに英語劇の練習をして最終日に発表するまでに、それらの限界をいつのまにかに突破してしまうのです。キャンプが終わる頃には、子供たちは自ら作りあげてしまった限界をなくし、主体的になり、潜在的な力を発揮するようになります。ドラマキャンプ後にはご家族の方々も驚くくらい何にでも挑戦するようになっています(ご家族からのご感想はこちらでご覧頂けます)。

具体的には、英語劇の練習・発表のほか、地方の方々との交流(サバイバル缶体験・ランタンづくり)、星空観測など日常では体験できないことをプログラムに盛り込んでいます。

 

【No Limits ドラマキャンプ】を通して子供達に1番伝えたいことは何ですか?

 

「あなたたちは天から授かった才能をもって生まれてきました。その素晴らし才能を自分で作った限界(Limits)の中だけにとどめず、どうか世の中に解き放ってほしいと思います。自分の喜びとともに、その才能を待つ人々に、還元してもらいたいと思います。」

 

今後の【No Limits ドラマキャンプ】の方向性や目標を教えてください。 

 

日本でもやっと「アクティブラーニング」という言葉が聞かれるようになりました。しかし、周りがどんなに「アクティブラーニング」を薦めて「アクティブラーニング」ができる環境を作っても、当の本人たちが主体的に、そして能動的に参加する気持ちがなくては成果は生まれません。ですから、まず「自分は No Limits である、だから何でもできる!」と、自分に対して肯定感と自信を持てるようになる…、【No Limits ドラマキャンプ】がそんなきっかけになれば良いなと思っています。

出来るだけ多くの子供たちに No Limits マインドを持ってもらい、子供たちの素晴らしさや才能を、世に送り出せるようなサポートをしていきたいと思います。

今後は、他の国で日本語のドラマキャンプをおこなったり(【No Limits ドラマキャンプ】の逆バージョンです)、中高生を対象に「台本から作り上げる Active ドラマキャンプ」をおこなったりしてみたいと思っています。

 

他の英語の先生方にメッセージを頂けますか?

 

是非、先生が口にする言葉を注意深く観察してみてください。英語でも、日本語でも子供たちの限界を作らないように。子供たちが受動的になっていないか、主体的に学びを進めていく力が身につているか。英語を教える教室であっても、何年も一緒に過ごすため、影響は大きいと思います。その責任を感じながら、子供たちとの英語の時間を楽しんでいけたらと思います。

また、子供たちに英語を教えるだけではなく、「英語が楽しいと思える体験」をたくさんさせてあげてください。【No Limits ドラマキャンプ】では、英語劇の他にも様々なアクティビティを体験させるようにしていますが、それは英語に関する記憶全てを楽しいものにしたいからです。

日本の子供たちは、このままいけば中学、高校、大学入試と、点数に縛られる英語の勉強の仕方を強いられてしまいます。そんな時にこそ「英語の勉強は苦しい、英語は嫌いだ」と、「英語に対する限界」を作ってしまいがちです。しかし、過去に「英語が楽しいと思える体験」をしていると、その体験が英語を勉強する支えになります。学校英語の苦しい時期を「英語が楽しいと思える体験」とともに乗り切れるよう、そして英語が話せる喜び・通じる喜び・世界の広がりを、たくさんの子供たちに知って欲しいと思います。

 


 

Atsuko_san

才神 敦子

英会話教室で2年半ほど小中学生の英会話レッスンを担当。

結婚して八戸へ移住し、2003年から自宅で英会話教室カンガルークラブを始め、現在も、幼児、小・中学生の子供たちに英語を教え始める。

2011年夏に、自分の子供たちがアメリカの演劇をテーマにしたサマーキャンプに参加したことをきっかけに、英語劇を作り上げる【No Limits ドラマキャンプ】を考案。翌年の夏から毎年、英語劇&夢発見コーチングプログラム【No Limits ドラマキャンプ】を青森県、岩手県で開催。昨年は2011年の東北沖太平洋地震被災地の子供たちを【No Limits ドラマキャンプ】に招待すべく募金活動も行い、3人の子供たちを招待した。

 


 

 

42016年夏【No Limits ドラマキャンプ スケジュール】

 

● 28年7月22日㈮~24日㈰ No Limits ドラマキャンプ in はちのへ【通い型】

英語劇発表会 24日17:00より 八戸市長苗代フジケン季節館にて

● 28年7月28日㈭~31日㈰ No Limits ドラマキャンプ in ひろの the First 【宿泊型】満席

英語劇発表会 31日13:00より 岩手県洋野町おおのキャンパス大ホールにて

● 28年8月4日㈭~7日㈰ No Limits ドラマキャンプ in ひろの the Second 【宿泊型】

英語劇発表会 7日13:00より 岩手県洋野町おおのキャンパス大ホールにて

● 28年11月上旬 No Limits 大人のドラマキャンプ

 

【才神先生からのメッセージ】

【No Limits ドラマキャンプ】は単に英語を学ぶためだけの夏期講習ではありません。英語に触れながら様々な生きる力を身につける体験をするとともに、夢を発見し、実現していくためのものです。

タイトルに「夢発見」とあるのには理由があります。子供たちは親から「あなたはやっぱり出来ない」「あなたにはムリ」というような否定的な言葉を数多く書けられていることで、自分には「ムリ」「出来ない」と限界を築いてしまいます。しかし、親から離れ、自由な環境で、その限界を自分で突破した時に「自分は何でもできるんだ!」と実感します。

かの有名なマンガのキャラクターが持っている4次元ポケットは中から望む道具が、何でも出てきます。それにヒントを得て、ドラマキャンプでも「子供たちが夢ポケットに望むものを何でも描くことで、どんな夢でも実現してしまおう」という、「夢ポケットプレゼンテーション」という取り組みを行います。そこで「No Limits だったら何をやりたい?」「何ができると思う?」そんな質問をしながら、子供たちに自分が叶えたいことをイメージし、半円型の紙【夢ポケット】に描いてもらいます。さらにその夢を仲間の前で発表することで仲間の応援から勇気をもらい、夢を実現していけると信じることができるのです。

うちの娘が最初にドラマキャンプに参加した時には、夢ポケットに「イラストレーターになりたい」と言って、その絵を描き、仲間の前で発表しました。そこで仲間に応援されたこと、また短期間で劇を作り上げた喜びを通して「自分が No Limits だった」と気付き、彼女の中に落とし込まれたようでした。それから急に彼女は絵を描くようになり、その1年半後には切り絵の作品展を開催しました。現在高校生になった彼女は、今では「妖精アーティスト」として作品を作ったり「妖精学」を子供たちに教えたりしています(Lona-Lasesサイト)。彼女だけではなく、どの子供たちにも No Limits になってもらって、思う存分「天から授かった才能」を世に解き放ってほしいと思っています。

3No Limits ドラマキャンプは小・中学生の子供たちが参加できます。5年目となる今回は東北だけではなく、関東や関西からも参加される子供たちもいます。

今年は宿泊型「the First(7/28~)」がすでに満席になり、「the Second(8/4~)」も残席わずかになっています。英語に興味がある子供たちも、英語未経験の子供たちも、英語に触れながら夢をかなえるため、主体的に生きる力を身につけるために参加してもらえればうれしいです!

もしお知り合いの方や生徒さんで、この「No Limits 体験」が必要だなという方がいらっしゃいましたら、ぜひお声掛けください。

 

 

1 Comment

Leave a Reply