ETAJ Convention 2016 報告レポート

ETAJ Convention 2016 報告レポート

 

2016年7月31日に神奈川県の相模大野にて English Teachers Association of Japan の Convention をおこないました。

 

スピーカーとして参加してくださったのは、鈴木裕先生、ETAJ 代表理事のミツイ直子先生、そして岡山 Chapter の Chapter Leader を務めてくださっている上條麻子先生、そしてETAJ 特別顧問の衣川信之先生です。(当日お話をされた順にご紹介しています。)

 

 

ConvHiroshi

鈴木裕先生は「語源や音象徴から英語を見て、生徒さんの英語への興味を高めるお話」をしてくださいました。

ご自身で研究された数多くの語源や音象徴を例として挙げ、私達が素通りしてしまうような沢山の「英語と日本語の似ているところ」に立ち止まり、「あれ、英語と日本語って結構似ているんだね!」と感動する機会を与えてくださいました。

今までの英語教育では一切触れられていない言語のオモシロ話。英語に苦手意識を抱いてしまっている生徒さんや、英語がどうしても好きになれない生徒さんに伝えてあげると、きっと英語に興味を持ってくれると思います。

 

 

ConvNaoko

ミツイ直子先生は「米国トップスクールに学ぶ、今日から授業に活かせる“生徒の思考力を高める教授法”」のお話をしてくださいました。

スタンフォード大学の例や米国のギフテッドスクールや一部のトップスクールで使用されている算数の授業の例も交え、グローバル社会で必要とされている思考力を生徒に身につけさせるために必要な教育アプローチのお話をされました。

ご自身の息子さんの通う学校でも取り入れられている「思考力を高める教授法」は英語学習者にリーディングやライティングを教える時にも役立つであろうメソッド。参加者からは「何が分からないか分からない」という状態の生徒さんを救ってあげることが出来そうだ、と喜びの声を頂いていました。

 

 

ConvAsako

上條麻子先生は「英語の音を理論分析:皆さんの授業にどう取り入れますか?」というお話をしてくださいました。

ご自身の経験を元に、「とにかく聞いてごらん」「とにかく真似してごらん」が通用しない生徒さんに、どうやってリスニングや発音を教えていけば良いのかという独自の解決案を教えてくださいました。

その独特な教授法に参加者一同「なるほど」「確かに」と頷くシーンが多々見られ、早速この方法を授業に取り入れてみますと話していた参加者もいたほどでした。

 

 

 

ConvKinugawaそして、ETAJ 特別顧問の衣川信之先生を Guest Speaker としてお迎えすることが出来ました!

衣川信之先生は「未来型の英語教育」ということで、私達人間の無意識レベルの脳の働きを有効活用した英語教育とはどういうものか、ということのお話をしてくださいました。

無意識レベルの脳の働きを活用するということは、人間の潜在能力を引き出すことでもあります。まさに既存の英語教育、外国語教育とは全く異なる視点からの「未来型の英語教育」。参加者一同、衣川信之先生のお話を理解しようと、必死で脳をフル回転させながら興味深く耳を傾けていました。

 

 

 

ConvAudience1全ての発表は「Discussion Seminar」と称され、参加者の意見を聞いたり、参加者にアクティビティーをしてもらったりすることがありました。参加者の英語講師歴は様々。長年英語講師として活躍されている方もいれば、まだまだこれから教える準備をしていきたいという方もいらっしゃり、皆さんそれぞれ異なる目線から貴重な意見をシェアしてくださいました。まさに ETAJ が大事にしている「多様性」が垣間見えたシーンでもありました。

 

また、大学勤務や大手の英会話スクール勤務などをされている英語の先生方とは異なり、個人事業者もしくは英会話教室の個人経営者にとっては「学問的な学びの場」が少ないのが現状。そんな中、この Convention では、バックグラウンドが様々な「英語好き」な仲間達が集い、様々な観点から学問的に英語について考える良い機会になったのではないかと思います。

 

ConvAudience2Convention は発表後のフリートークの時間も含め、午前 9 時半から午後 5 時過ぎまで続きました。この Convention に参加するべく、遠くは愛媛、岡山、名古屋、青森、アメリカなど様々なところからご参加くださいました。

使用会場の都合で少ない参加者での会となりましたが、どなたが欠けても、あの場での学びは得られることが出来なかったと思います。今回ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。また、今回ご参加することが出来なかった ETAJ メンバーの皆さんも、いつかこうした場で一緒に学べることを楽しみにしています。

 

 

最後に、会場手配や会場での機材準備をおこなってくださいました鈴木裕先生に、ETAJ スタッフ一同、心から御礼を申し上げたいと思います。鈴木裕先生、本当に何から何までありがとうございました。

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