Archives for April, 2016

Apr
26

日本人に、英語は本当に必要ですか?

  English Teachers Association of Japan の フォーラムにて以前話題になったトピックをご紹介させてください。   「日本人も驚き。「英語ができないのは、幸福な国の証」だった」というまぐまぐニュースさんの記事ですが、記事内には以下の内容が書かれています。   1)マイクロソフト日本の取締役でも「英語はほとんど話せなかった」 2)英語は下手でも、仕事ができればいい 3)本当の英語力が必要なのは日本人の数% 4)自国語で大学教育までできる国は珍しい 5)英語ができないのは、幸福な国の証 6)国際派日本人にお勧めの英語勉強法   さて、本当に英語は日本人に必要ないのでしょうか? 以下、English Teachers Association of Japan のメンバーの方々のご意見です。        必要です。この本、私も一年前に読みました。そのときに職場の仲間用に書いたものがこれです(抜粋): ———- 先日、「日本人の9割に英語はいらない」という本を読んだ。内容はほとんど「その通り」だと思った。ただ、実態は正しく書かれていると思うが、私は違うふうに考察する。「だから英語は要らない」というふうには考えない。もしも英語ができたら、ビジネスの機会は飛躍的に広がるはず。日本全体として。もう遅いかもしれないが、仮に日本国民の英語の水準が高かったら、欧米の企業の多くが、アジアの拠点を日本においたに違いない。シンガポールじゃなくて。ある調査の結果をみてたら、外国企業が日本を拠点にする阻害要因の上位に「英語が通じないこと」があった。シンガポールでは、逆に「英語が通じる」が選定の理由になっている。 「日本人の9割に英語はいらない」理由のひとつは、「高度な教育が日本語で受けられるから」。他の国では考えられない。多くの情報は日本語で入手可能というのも理由のひとつ。 でも、英語ならば、もっと多くの情報を得られる。もっとはやく情報を得られる。情報が船で運ばれてきた時代とは違うのだ。航空便で一週間かかった時代とも違うのだ。英語ができれば、もっとチャンスがある。 英語のために、大切な時間を浪費するのはよくないし、もっと他に学ぶことももちろんある。が、だからといって、「要らない」と決めつけるのは間違いだし、まして、幸か不幸か1.5%*の中に身を置くことになったひとは、チャンスを失わないために、時間とエネルギーを英語に使わなければならない。 ———- ※1.5%というのは、これの前に「英米相手に日常的に英語を使う人の割合は日本人の1.5%くらいだろう」と書いていて、私たち(この職場)は「その1.5%だ」ということを言っています。 「幸福な国」は過去の話だと私は思います。私の勤め先(外資系企業)には、英語能力不足により、たいへんな目にあった人が複数います。いや、いました。努力したかどうかより、点数がどうかより、最後は実務の能力で判断されます。私の職場はその社会の変化の先の方を行っているとは思いますが、この波は確実に広がると思います。 日本では「できたらいいな」。それは「できないのが普通」だからです。他の国では「できるのが普通」で、できないと困る。ひと昔前(相当前かな)に「パソコンができたらいいな」だった時代と比較したらいいかも知れません。今ではパソコンができないと機会を失いますよね。他の国は、植民地であったり、嫌でも隣国とつきあう必要があった。植民地であったアジアの国々は、自国の言語を修正までして対応してきたとききます。日本はそうじゃない。そこが「幸福な国」の要因のひとつだと思うのですが、それが災いしている。過保護だったわけですね。 工場はどんどん外へ出る。必要なものは輸入する。自国の中では物を流通させているだけで生産はしない。生産をしなければ普通なら生活は成り立たないはずなのだけど、みんなが生活できているのは外国とのやりとりがあるから。必然的にそこに関わる人は増えるわけで、外国との交渉ができることが当たり前にならなければ将来は暗いと、私は本気で思っています。 (ETAJ 理事:鈴木裕氏)       私もまったくその通りだと思います。 海外勤務を経験しましたが、日系企業だったためアメリカ人はかなり日本人慣れしていたところはありますけど、やっぱりできる人とできない人の間にはある種の壁もできることも事実です。 日本は、今現在ですが社会構造的に「英語がなくても生活していけてしまう」ことが、「英語をやらなくてもいいんじゃない」と思ってしまう最大の要因だと思っています。でも、一歩外へ出るとそうではないと分かっていない人が大半なんだと思います。 他のアジア地域は、いろいろな理由があるにせよ英語を重要視して国が力を入れてやっている。他のアジア人と日本人の差を見ると、危機感を持たずにはいられません。 鈴木先生の言うとおり、「幸福な国」というのは過去の話だと思います。近い将来、きっと大きなハンディとなって日本を後退させると思います。 記事の中で、英語を公用語にした楽天やファーストリテイリングが学生に敬遠されているということを書いてましたが、私は企業がもっと力を入れて英語をやるような努力をするといいかなと思うことがあります。国がやるよりも、もっと加速させていけるのではと思うんです。例を上げるとすると韓国ですが、いい悪いは別としてある意味成功させていると思います。 売るための本であることは間違いないと思いますが、「英語をやらない」「英語は必要」の両方の意見があってもいいし、私たちは「英語は必要」というスタンスを貫かないといけないと思い紹介させていただきました。(名古屋Chapter Leader:清水健雄氏)       「何故英語が必要か」という部分を多くの人が頭では分かっていても、心で感じていない、またそれを説得力を持って大人たちが伝えきれていない、というのが事実であれば、英語を話せることで、自身と文化の異なった人達と恋愛が出来、愛情表現の違いや大きさ、懐の深さを感じられ、日本人と付き合うときとは違う別の世界へ連れていってくれる経験が出来る。多くの愛情表現の恩恵を受ける経験というのは人間をどれほど豊かにするか、ということも伝えていきたいです。(恋愛経験が多いわけでなくエラそうな事言えませんが) もちろん、友情も然り。ビジネスも人との繋がりや情の部分も大なり小なり含んでいると信じています。 […]

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Protected: 米国在住の中国語講師にインタビュー

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Apr
21

「母の日レッスン」で読みたい英語の絵本

  毎年5月の第2日曜日は「母の日」です。アメリカでは片親もしくは同性愛者の両親のご家庭も増えているのですが、それでもこの日は「母親の役割をしてくれている人に対して感謝を示しましょう」ということで、大切な日となっています。事実、我が家の子供達の学校でも Mother’s Day のイベントには祖母が参加したり、男性でも家庭にて母親役をされている方が参加したりしています。   さて、皆さんのお教室でも母の日のイベントをされたり、父兄の方へのプレゼントを生徒さんに作らせたりするところも多いと思うので、今回はお薦めの母の日用絵本をご紹介させてください。     お薦め度 No. 1   Mom School  by Rebecca Van Slyke 子供も母親も幸せになれる素敵な絵本です。特にお母様方がお仕事をされているご家庭の生徒さんにはお薦めです。我が家では、私が仕事で忙しい時には子供が読んで欲しがる「母親に甘えたい時に読む定番本」でもあります。 「私のママ、きっと私が生まれる前にはマムスクール(母親養成学校)に行っていたに違いないわ。」と、可愛い想像をする女の子のお話です。ある程度、英語の文章を理解出来る方が楽しめます。対象年齢は幼稚園~小学1年生。   “An appealing addition to read at Mother’s Day and throughout the year.”—School Library Journal “Gently funny and knowing, it’s a good bet for moments of mother-child bonding.”—Publishers Weekly     母親の愛情たっぷりのClassic Book No. 1   […]

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Apr
21

Protected: 辞書の選び方と使い方。

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守って頂きたいお約束。

  ETAJ では、忙しい英語の先生方が貴重な時間と労力を使い、多くの情報を無償でシェアしてくださっています。多くのものは有料提供に値するものであり、それらを無料で閲覧できるのは情報提供をしてくださっている先生方の善意があってこそ。   皆さんのブログや授業で、このサイトにて提供されている情報を公開して頂くことは構いませんが、その際はきちんと情報提供元を明らかにし、書面にて引用する際は引用文献のルールをきちんと守るようにしてください。   そうすることにより、ETAJ の先生方の惜しみない時間や労力、英語を学んでいる人や教えている人の助けになりたいという純粋な想いに敬意を示して頂けたらと思います。 Thank you, in advance, for your understanding and cooperation with these measures to respect the material writers at ETAJ.        ETAJ 代表理事、ミツイ直子より   私自身、ブログ、ウェブサイト、メルマガ、YouTube、講義動画…と様々な形態で情報を発信しているので、他人にメッセージ性の高いものを「奪われ、自分のオリジナルであるかのように使われる」という経験をしたことがあります。守秘義務や盗作という、日本で罪の意識もなく繰り返し行われている行為に何度も悲しい想いをしたことがあります。ですから私自身「知的財産」の取扱いには注意していますし、生徒にも口うるさく繰り返し伝えています。   例えば私は、参考文献を明示するということだけに留まらず、どなたかの講座を聞いてレッスンアイディアを思いついたのなら…、例えばどなたかの講座から学んだことを自分のレッスンでも使おうと決めたのなら…、可能である限り、その講座を開かれた方に「新しく学ばせて頂いたことへの感謝の気持ち」と「自分のレッスンでその知識を使わせて頂くことの報告」を行うようにしています。誰に強制されているわけでもありませんが、それが私なりの感謝や誠実さの表現方法なのかもしれません。   私の行っていることを皆さんに強要したいわけではありません。 でも、ETAJ のウェブサイトにて情報提供をしてくださっている先生方も、何か月もかけてご自身と向き合い、学びや経験、知識を統合させて一つの読み物としてまとめあげてくださっています。そこには「知的財産」としての価値があり、例え相手が何も言ってこないからと無断で使ってしまうのは、情報提供をしてくださっている先生方の努力や時間、それから皆さんのためにと思った分かち合いの気持ちへの冒涜です。それをきちんと理解し、「どういう意識で公開されている情報を見ていくべきなのか」ということを少しだけでも考えて頂けると嬉しいです。   まとめあげられたものを大事に取り扱うというのは、教材やカリキュラム、本や雑誌、ブログ記事等に限らず、例えば生徒の宿題なんかでも同じです。たった数文の英文でも生徒が提出したのなら、それは生徒の時間、努力、学びの結晶。それにはリスペクトを払い「大切に拝見させて頂きますね」という認識で取り扱うべきだと思います。少なくとも、私はそういう気持ちで生徒さんに向き合っていますし、ETAJ の多くの先生方もそういう気持ちでいてくださっています。   あなたはどうですか?

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