Archives for February, 2017

Feb
21

「英語の先生の自分の英語勉強法」勉強会:報告レポート

  2017年2月19日にZoomにてETAJ会員による「英語の先生の自分の英語勉強法」の勉強会がおこなわれました。   今回9人の英語講師が、日本・ドイツ・オーストラリア・アメリカから集ったわけですが(画像には、タイミング的に8人の英語講師しか写っていません)、現役英語講師群は授業の準備等に追われたりしているのが現状で、自分自身の英語学習に時間を割いている方は少ないようです。 ただ、その中でも意識的に皆さんご自身の英語力を保ち、落とさない工夫はされているようでした。特に「学習」として認識していなくても「日常生活」にて英語と触れる機会を積極的に作られている方が多く、仕事で常に英語に触れる以上「何を学習とするか」という意識が生徒のそれとは異なるのかなと感じました。   実際に皆さんが実施されていることの一部を連ねると、English Central、NPR (radio)、KIIS FM (radio)、LBC (radio)、italki、meet up groups、趣味を英語で楽しむ(英語でヨガクラスを取るなど)、ブログで学んだことを直ぐにアウトプットする、TOEIC満点を目指すグループに参加する、語源の教材本(単語耳)や辞書を読み語彙増強を意識する、英語力のある今だからこそ「文法」に立ち戻る、授業準備の際に教材を探す時に自分の英語力も使うように意識をする、普段の英語運用時には分からないことに意識を向ける、アウトプット時はペルソナに頼る(=ロールモデル)、マインドマップ利用の単語チェックをする、コロケーションの出し入れに意識をする、シャドーイングをする等が挙げられました。   普段使う英語の種類、教えている授業の特性や内容などが大きく異なるからこそ、個々それぞれ強化すべき英語ポイントは異なりますが、だからこそ「なるほど」と思えるような学習法が沢山出てきた1時間となりました。 また、今までは気に留めていなかった英語ポイントでも「他の先生のお話を聞くうちに、今まで気付いていなかったけど、自分のすべき学習が分かりました」という方もいらっしゃいました。そして参加者の前向きな姿勢に「勇気づけられた」という先生も。 こんな素敵な感想をセッション後にシェアしてくださった方もいました。 「今日は本当に、皆さん前向きに自身溢れる感じに勉強されているなーと感じました。今現在、私自身プライドや自己嫌悪や自己評価の面で前向きに英語と向かい合えてないようなので、皆さんのような自身溢れたエナジーに囲まれ、もやもやが少しですが晴れた気がします。もっと色々とそれぞれのお方に聞きたいことがありますが、内容がぎっしりの勉強会有り難うございました!今後の勉強会も楽しみにしています。」     FacebookのETAJグループでは、今回のような勉強会でだけでなく、勉強法や英語に関する疑問点がある場合には気軽に質問をし合うことが出来ます。有志の先生方が積極的に情報をシェアしてくださいますので、一人で英語を教えていることに心細さを感じたり、自己成長に限界を感じていたりする方は、是非そちらもご覧ください。→会員登録はこちら。 参加者の皆さま、今回は本当にありがとうございました。  

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Feb
20

才神敦子先生に「Open Base」インタビュー

青森県・岩手県を拠点に、沢山の子供達の可能性を広げながら英語を教えている才神先生に、今回、才神先生が始められた「Open Base」という不登校の子ども達の居場所作りについてお聞きしました。   「学校に行っていないけれど、そんな自分を否定していない子どもたち」の居場所。       Open Baseが生まれたきっかけを教えてください。   最初に、知人(現Open Base責任者)から相談を受けました。彼女は不登校の子たちを、どうしても学校に戻したいという考えはなく、学校に行かないという選択もOK!その選択をした子供たちが、日中過ごす場所を作りたいとのことでした。そのお話を聞いたときに、学校に行かないという選択もありだなと思ったのです。 実はうちの娘も体調を壊し、一時期学校に行けなくなるのではないかと心配した時期がありました。何とか学校に行っても、保健室にいる時間がほとんどでした。当時の私も、娘も「学校に行かなくてはいけない」という思いを持っていました。なので、私は毎日つらくてもどうにかして学校へ通ってくれ!と思っていましたし、そんな私の気持ちを汲み取って娘は、「学校へ行かなければ行けない」と苦しみながら通っているようでした。 あの時学校を休んだとしても、娘が気持ちが楽になって、リセット出来るなら、そのほうがよかったと今になって思うのです。ちょっと休憩のために、学校ではない場所があったら、苦しみが減ったのではないかと。 ですから、今回協力してほしいというお話をいただいたときに、100%ボランティアで告知などの協力すること、また、英会話教室をやっているお部屋がレッスンまでは空いているので、そのお部屋をつかって子どもたちの居場所にしたらどうかと、こちらから提案させていただきました。   Open Baseにはどんな子ども達が集まりますか?   学校に行っていないけれど、そんな自分を否定していない子どもたちです。 子どもたちは自分たちのペースを知っているようです。「小学校まではゆっくり出来たから、中学校に入ったら学校で厳しくされるのも悪くない」そんなお話もしてくれました。自分たち、そして自分たちを取り巻く大人を含めたその世界を俯瞰してみているような子供たちです。   Open Baseのルールなどを教えてください。 ルールは特に決めていません。必要になったときに、みんなで決めると思います。   Open Baseのこれからの可能性を教えてください。    Open Baseにいらっしゃるお子さんの保護者のかたがたは、勉強の心配が一番大きいようです。Open Base責任者であるナオさんはご自身でも海外の大学を通信で受講していますので、ゆくゆくはオンラインフリースクールのようなスタイルに持っていければ、親も子も安心できるのではないかと話しています。   不登校の子ども達に対し、大人達はどうするべきだと思いますか?   まずは「学校に行くべき」という信念を捨ててください。子どもたちは大人の想像以上に世の中を俯瞰しています。ですから、感情に任せてコントロールしてこようとする大人に対して敏感に反応してしまうのです。大人はコントロールを手放し、不安を手放し、子供たちを信じてあげてほしいです。   自分の英語教室の一部を開放して、才神先生のようにOpen Baseを始めたい英語の先生にアドヴァイスをくださいますか?   中学生の不登校の子供たちの居場所は少しずつ増えているようですが、小学生の子供たちの居場所がまだまだ少ないようです。子供たちが居場所がないと、親もなかなか家から出ることが出来ず息苦しくなってしまい、否定的な考えになってしまいがちです。そうなると学校に行けない自分を責めたり、わが子の未来に不安を感じてしまって、親子で引きこもってしまう方もいらっしゃるようです。この不安スパイラルをいったんリセットするために出来るのが居場所作りだと思います。ただの居場所なので何の準備も必要ありません。もし場所が空いているなら、子供たちがただ自分で在ることが出来る場所を作ってあげてほしいと思います。   最後に一言、お願いします。   子供たちのすばらしい可能性を封じてしまうのは、「子供は何もわかっていない」「子供には教え込まなくてはならない」という大人の間違った考え方です。子供たちは、必要があれば自分で勝手に学びます。大人があれやれ、これやれと必要以上に手を出し、子どもたちの行動や思考をコントロールしてしまえば、自分たちのすばらしさに気づくことはないのです。子供たちが神様から授かってきた大切な才能を限界を作らずに(No Limits)この世に解き放ち、人々に還元できるように、大人が出来ることは、ありのままの子供たちが完璧で在ると信じきることだけだと思います。     才神 敦子 英会話教室で2年半ほど小中学生の英会話レッスンを担当。 結婚して八戸へ移住し、2003年から自宅で英会話教室カンガルークラブを始め、現在も、幼児、小・中学生の子供たちに英語を教え始める。 2011年夏に、自分の子供たちがアメリカの演劇をテーマにしたサマーキャンプに参加したことをきっかけに、英語劇を作り上げる【No Limits ドラマキャンプ】を考案。翌年の夏から毎年、英語劇&夢発見コーチングプログラム【No […]

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Feb
13

【報告レポート】TOEIC 満点を目指すグループ

  先月お知らせした「TOEIC満点を目指すグループ」が開始してから、まだ1カ月経っていませんが参加者の方から色々なお声をお聞きしています。   例えば、現在ご主人のお仕事の関係で米国ワシントン州にお住まいの新田ゆかり先生からはこんなご感想を頂きました。 「こちらのグループに参加させて頂いてから2週間ほどになります。まず、加入する際に直子さんに背中を押して頂けなかったらいろいろ理由を付けてTOEIC満点を目指すことを先延ばしにしていたと思います。何より、他にも目指している方々がいるというのが本当に心強いです。志や価値観を共有出来る方々がいるというのはこんなにも幸せなことなのですね。ありがとうございます。ついつい仕事優先で自分の勉強がおろそかになりがちですが毎日TOEICの勉強だけに少しでも時間を費やせてるのはこちらのグループのお陰です。」   私が米国に住みながら日本人に英語を教えていて不思議に思うことの一つに「日本人は自分で勝手に限界をつくる」ということです。例えば「今、TOEIC 400点だから、まずは 600点達成を目指します」という人がいたりしますよね。本屋に足を運んでも「TOEIC 800点のための英語学習」というように、目標点数を掲げている英語学習本もあります。多くの人はこうした風潮に疑問を抱いていないのですが、私にしたら不思議で仕方ありません。どうして最初から満点を目指さないのでしょうか? TOEICで満点を目指す必要のない人なら満点を目指す必要はありません。でも、満点に限らずともTOEIC高得点をとることで見えてくる英語の世界に興味があるのなら、最初から満点を目指せばいいと思いませんか? 「満点だなんて、現時点での英語力を考えたら自分には不相応です」と思われる方もいるかもしれませんが、TOEIC満点を目指すのに資格なんてありませんから、言ってしまえば5歳の子どもでさえTOEIC満点を目指せるわけです。公言するのが恥ずかしいのであれば公言しなくて良いのです。でも、自分の中でさえも「いきなり満点だなんて無理だよ」と諦めてしまう必要なんてないのです。   「TOEIC満点を取る」と決めた人は、TOEIC満点を取るための情報を獲得しにいくようになります。情報に敏感になり、TOEIC満点を取っている人の英語勉強法を観察するようになり、自分の英語勉強法に対してもより試行錯誤をするようになります。 「TOEIC満点を目指すグループ」に参加してくださっている方たちの「内側」で起きているのは、まさにそういうことなのです。     「TOEIC満点を目指すグループ、設立します。」という記事でお伝えしましたが、「TOEIC満点を目指すグループ」では「状況把握能力」を育てるために、英語圏在住の一社会人が当たり前に、そして日常的に得ているインプットを提供しています。参加者はそれを見て、個々で学習マップを作ったり語彙マップを作ったりしていますし、それらの文章を脳に浸透させるために音読をするのもお薦めしています。 また、TOEICのListening & Reading SectionというとSpeaking & Writing能力が関係ないように思えますが、英語力は四技能全ての練習がされてこそ伸びていく能力ですので【英語圏在住社会人が求められるやり取りの流れ確認】と題して、色んな状況で適した情報を英語で発信する際、自分だったら何て言うか?というのを考えてもらうこともあります。 この練習を経て、現在米国にお住まいの新田ゆかり先生からは「昨日、歯医者に予約するためにTelしたら留守電だったので先日の課題がとても役に立ちました。冒頭に名前、最後にTel番号。スラスラと言えました。ありがとうございます!!」と喜びの声を頂くこともありました。参加者次第では、新田ゆかり先生のように「実際に使える英語力」を鍛えることも可能ですし、それはTOEICのSpeaking & Writing Section受験を予定している人にも役立ちます。         また、お互いに質問や気づきをシェアし合ったりすることもあります。参加者のなわだめぐみさんは、そこから「普段自分が当たり前におこなっていたけど、誰かの参考になるかもしれないこと」を見つけてブログ発信をされました。       どんなに素晴らしい学習方法やカリキュラム、コミュニティーがあっても、受け取る側の準備、学ぶ側の準備が出来ていないと結果は伴いません。それはこの「TOEIC満点を目指すグループ」でも例外ではありません。ですので、この「TOEIC満点を目指すグループ」に参加したことでTOEIC満点が取れるというお約束はできませんが、このグループに参加することをきっかけとして、英語を教える立場にある私たち英語講師も英語を学ぶ面白さを思い出し、日々努力することを思い出し、お互いをポジティブに応援し合うということを思い出せると良いなと思っています。      

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