TOEIC

Feb
13

【報告レポート】TOEIC 満点を目指すグループ

  先月お知らせした「TOEIC満点を目指すグループ」が開始してから、まだ1カ月経っていませんが参加者の方から色々なお声をお聞きしています。   例えば、現在ご主人のお仕事の関係で米国ワシントン州にお住まいの新田ゆかり先生からはこんなご感想を頂きました。 「こちらのグループに参加させて頂いてから2週間ほどになります。まず、加入する際に直子さんに背中を押して頂けなかったらいろいろ理由を付けてTOEIC満点を目指すことを先延ばしにしていたと思います。何より、他にも目指している方々がいるというのが本当に心強いです。志や価値観を共有出来る方々がいるというのはこんなにも幸せなことなのですね。ありがとうございます。ついつい仕事優先で自分の勉強がおろそかになりがちですが毎日TOEICの勉強だけに少しでも時間を費やせてるのはこちらのグループのお陰です。」   私が米国に住みながら日本人に英語を教えていて不思議に思うことの一つに「日本人は自分で勝手に限界をつくる」ということです。例えば「今、TOEIC 400点だから、まずは 600点達成を目指します」という人がいたりしますよね。本屋に足を運んでも「TOEIC 800点のための英語学習」というように、目標点数を掲げている英語学習本もあります。多くの人はこうした風潮に疑問を抱いていないのですが、私にしたら不思議で仕方ありません。どうして最初から満点を目指さないのでしょうか? TOEICで満点を目指す必要のない人なら満点を目指す必要はありません。でも、満点に限らずともTOEIC高得点をとることで見えてくる英語の世界に興味があるのなら、最初から満点を目指せばいいと思いませんか? 「満点だなんて、現時点での英語力を考えたら自分には不相応です」と思われる方もいるかもしれませんが、TOEIC満点を目指すのに資格なんてありませんから、言ってしまえば5歳の子どもでさえTOEIC満点を目指せるわけです。公言するのが恥ずかしいのであれば公言しなくて良いのです。でも、自分の中でさえも「いきなり満点だなんて無理だよ」と諦めてしまう必要なんてないのです。   「TOEIC満点を取る」と決めた人は、TOEIC満点を取るための情報を獲得しにいくようになります。情報に敏感になり、TOEIC満点を取っている人の英語勉強法を観察するようになり、自分の英語勉強法に対してもより試行錯誤をするようになります。 「TOEIC満点を目指すグループ」に参加してくださっている方たちの「内側」で起きているのは、まさにそういうことなのです。     「TOEIC満点を目指すグループ、設立します。」という記事でお伝えしましたが、「TOEIC満点を目指すグループ」では「状況把握能力」を育てるために、英語圏在住の一社会人が当たり前に、そして日常的に得ているインプットを提供しています。参加者はそれを見て、個々で学習マップを作ったり語彙マップを作ったりしていますし、それらの文章を脳に浸透させるために音読をするのもお薦めしています。 また、TOEICのListening & Reading SectionというとSpeaking & Writing能力が関係ないように思えますが、英語力は四技能全ての練習がされてこそ伸びていく能力ですので【英語圏在住社会人が求められるやり取りの流れ確認】と題して、色んな状況で適した情報を英語で発信する際、自分だったら何て言うか?というのを考えてもらうこともあります。 この練習を経て、現在米国にお住まいの新田ゆかり先生からは「昨日、歯医者に予約するためにTelしたら留守電だったので先日の課題がとても役に立ちました。冒頭に名前、最後にTel番号。スラスラと言えました。ありがとうございます!!」と喜びの声を頂くこともありました。参加者次第では、新田ゆかり先生のように「実際に使える英語力」を鍛えることも可能ですし、それはTOEICのSpeaking & Writing Section受験を予定している人にも役立ちます。         また、お互いに質問や気づきをシェアし合ったりすることもあります。参加者のなわだめぐみさんは、そこから「普段自分が当たり前におこなっていたけど、誰かの参考になるかもしれないこと」を見つけてブログ発信をされました。       どんなに素晴らしい学習方法やカリキュラム、コミュニティーがあっても、受け取る側の準備、学ぶ側の準備が出来ていないと結果は伴いません。それはこの「TOEIC満点を目指すグループ」でも例外ではありません。ですので、この「TOEIC満点を目指すグループ」に参加したことでTOEIC満点が取れるというお約束はできませんが、このグループに参加することをきっかけとして、英語を教える立場にある私たち英語講師も英語を学ぶ面白さを思い出し、日々努力することを思い出し、お互いをポジティブに応援し合うということを思い出せると良いなと思っています。      

By admin | Event Reports
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Jan
20

TOEIC 満点を目指すグループ、設立します。

    TOEIC満点を目指していますか?   例えば個人事業として英語を教えている先生にとっては「TOEIC 満点」という実績は大きなセールスポイントになるでしょうし、雇われ講師をしている先生にとっても魅力的な履歴書ポイントとなると思います。       今回、ETAJではTOEIC満点を目指したい人の応援をすることになりました。   個人的には、どんな試験であっても「満点を取る」ということに固執する必要は一切ないと思いますが、TOEICの点数が仕事に影響をもたらすケースがあるのも事実であり、英語を武器にして食べていきたい人にとっては「満点かどうか」がキャリアにおける大きな分かれ道になることもあるのが事実です。「個人的な趣味」という意識でTOEIC満点を目指したい人もいるでしょうし、それはそれで良いと思います。   皆さんがTOEIC満点を目指す理由が何であれ、今回、ETAJが応援するのは「TOEIC 950点前後は取れていても、なかなか満点に到達できない」という層の学習者です。   TOEICで満点を取るには「英語力」があるだけではダメなようです。ハイレベルな英語力と留学経験のある英語の先生でも、TOEICでは「英語力と関係のない部分で “分からない” が発生する」ことがあるようです。確かに、私ミツイはTOEICの初受験時に満点を取ることが出来ましたが(大学院卒業後、1年間ロサンゼルスの英会話学校の社長秘書兼オフィスマネージャーをした後に受けました)、大学院卒業直後にTOEICを受験していたら満点は取れなかったのではないかと、なんとなく、そう思います。   では、TOEIC満点を取るには「就労経験」が必要なのでしょうか? この問いに対してETSは「TOEIC受験において就労経験は必要ない」と言い切っています。また、米国在住の日本人高校生が、日本の大学進学を希望することで大学側に課されるTOEIC受験をする時、仮にバイト経験がなかったとしてもTOEICにて満点もしくはハイスコアを取ることは可能です。   そこで、英語力以外に何が必要なのか?と考える必要があります。   京都の大学にてTOEIC対策の講義を教えていらっしゃる中井翔先生は「状況把握能力が必要なのではないか」とおっしゃられています。英語力があっても状況把握能力がないと、設問として出されているシーンが「どんなシーンなのか」分からない状況であり、そうすると手探り状態で文章を聞いたり読んだりしていかなくてはいけません。 自分が認識できる状況の英語運用ならば、自分の経験や知識を基に問題を解いていくことが出来ます。自分に関連のある学習内容は学びやすいし記憶に定着しやすいというのは教育界では常識です(Schema Theory)。ですからリーディングを教える時には、リーディング教材の内容に関する生徒の背景知識や生徒が持っている文化的知識などを上手に使うことが推薦されたりしているのです。 事実、見たことも聞いたこともないようなビジネス事例が語られているような設問では、問題を解くペースが落ちてしまう人が多いようです。 ※ちなみにTOEIC満点を取るような受験者はリーディングセクションでは時間が優に余るペースで問題を解いていきます。   もし中井先生の仮説が正しいとすると、TOEIC満点を目指す学習者は、どういう「状況把握能力」を育てていけば良いのでしょうか?   ビジネスシーンにおける状況把握能力が必要なわけではありません。(1)米国在住の日本人高校生でもTOEIC満点が取れるわけであり、彼らの中には全く就労経験がない人もいるわけですから。 現地にて生活した経験があるかどうかも関係ありません。(3)留学をして6年もの間、米国の高等教育を受けていた私ミツイも、恐らくそれだけではTOEIC満点が取れなかったのではないかと思いますから。 少し条件は変わりますが、大学留学を4年間経験した帰国子女でもTOEICでハイスコアを取るのに苦労することもあります。でも面白いことに、高校留学を(1年でも)経験していると、TOEICのハイスコアを持っている人の数が増えるように思えます。   そこで中井先生と私ミツイが辿り着いた仮説は「英語圏で社会人として責任を担った経験の有無、もしくはそういった親や扶養者を間近で見る経験の有無」がキーポイントとなるのではないか?ということです。   一見、留学生も社会人も同じような情報に触れているように思うかもしれませんが、双方が触れる情報の種類や数は大きく異なります。 例えば留学生は、よっぽど具合が悪くならないければ、病院どころかDoctor’s officeにすら行きませんが(そして健康保険は母国の海外旅行者用の保険に入るのが一般的です。ちなみに私は留学生時代の6年間で一度しかDoctor’s officeに行ったことがなく、病院には一度も行ったことがありません)、英語圏で社会人として責任を担うことになるのであれば、会社を通して健康保険に入るのかどうか、その支払いはどうなるのか、オプションは何があるのか、実際に定期健診を含めて医者にかかる時はどういうシステムなのか等、多くの情報を理解しなくてはいけません。双方とも「英語圏に住んでいる」のは同じなのですが、病院一つの例をとっても、触れている情報の種類がこんなにも大きく異なるのです。     就労経験のない高校生が高得点や満点を取れることから、TOEICで必要とされる「社会人が得る情報」は、自分自身が経験しなくてもそういったことを経験している人の身近にいれば得られる程度の情報で十分だと言えます。 事実、高校留学をする人はホームステイをすることが多いのに比べ、大学留学をする人は大学の寮もしくはアパートにてルームメイトと、もしくは一人で過ごすことが多いのです。例えネイティブスピーカーと暮らしていても、大学生のルームメイトというのは同年代の若者であることが多いので、そういうネイティブスピーカーもその時点では実家の両親に頼っている状態であり、まだ「英語圏で社会人として責任を担っている」とは言えないことが多いのです。   新たにETAJで設立することとなりました「TOEIC 満点を目指すグループ」では、(1)そういった英語圏の社会人が受け取る情報を、私ミツイが皆さんに提供しながら、(2)そういう社会人がどういう対応をすることが望まれているのかというケーススタディーをもシェアしていきます。 仮に、私と中井先生の「仮説」が正しくなかったとしても、提供しますAuthentic Materialsを吸収していくことで英語圏情報が得られますので、それは十分な英語力向上の機会となり、間接的にTOEICの点数アップが見込めます。提供された情報やケーススタディーに関して気になったことがある場合は、私を含むGroup参加者同士で話し合うことも可能ですので、積極的ご参加頂ければ頂くほど学びが深くなると思います。     「TOEIC […]

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