Speakers
Mitsui, Naoko (ミツイ 直子)
Director of Lang Leaves Education & Lang Leaves Academy, Founder & Executive Director of ETAJStart
2月 27, 2021 - 9:00 am
End
2月 27, 2021 - 10:00 am
Address
Zoom(オンライン会議室) View map今、日本で「多様性」というと、以下のようなトピックを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
- 女性のキャリア支援
- 子育て支援
- 障害者の雇用
- 高齢者のリソース活用
確かにどれも「多様性」が認められるべきシーンではありますが、これらは「多様性そのもの」ではありません。
「多様性」には「the state of being diverse; variety.」と「the practice or quality of including or involving people from a range of different social and ethnic backgrounds and of different genders, sexual orientations, etc.」という意味があります(Google)。
つまり、分野問わず、2人以上の人間がいるシーンでは常に「多様性」を意識しなくてはいけないのです。なぜかというと、1人として私達と同じ人間はいないから。
人種、国籍、性別、社会的立場(社会的役割)、性的指向、性格、未婚か既婚か、趣味は何か、特技は何か、仕事の分野、仕事の仕方、2021年の目標は何か…。
当然のように個々それぞれが持つ「違うところ」は、私達を「多様」にするものであり、私達はお互いの「それら」を認め受け入れ、そのうえで各シーンにて最善だと思える解決策を見つけていかなくてはいけません。
それが出来て、初めて「多様性」を認める社会だと言えるのです。
最近の日本では、例えば多くの企業でも「多様性/ダイバーシティ」という言葉が掲げられていますが、その言葉自体が独り歩きをしているだけで、本来の意味の行動が伴っていないように見受けられます。
では、例えば「個人レベル」で私達が「多様性を認める」ということをしていくには、実際にどんなことができるのか? どんなことをすれば「多様性を認めている」と認知してもらえるのか?
2月のETAJ勉強会では、その答えを個々で出せるように、今一度「多様性」について考えていく機会を取りたいと思います。
講義形式というよりは、参加者の皆さんに「考える」ということを沢山していただく時間となります。よって、この講義に参加して何が得られるかは個々がどれだけ真剣に、真摯に、出される問いに向き合えるか?というところにかかっています。
でも、こういう機会でもないと、絶対に自分ひとりでは考えることがないであろう「多様性」という言葉。英語を教えている私達は絶対に一度は向き合っておきたい言葉でもあります。「せっかくだから」と思える方は是非ご参加ください。
当日は、参加者全員が「なるほど」と思える何かが得られるように
参加者全員で協力し合って
素敵な「学びの場」を作り上げていけたら良いなと思います。
開催日時
日本時間:2月27日(土)午前9時~10時
米国西海岸時間:2月26日(金)午後4時~5時
※ご自身のお住まいのタイムゾーンでのお時間はこちらの「Time Zone Converter」でご確認ください。
受講費
勉強会に参加して「多様性」について向き合ってみましょう!