「アクティブラーニング」の一歩先をいく教え方 Global Project Based Inquiry:報告レポート
藤井純子
ミツイ直子先生の動画講義「「アクティブラーニング」の一歩先をいく教え方Global Project Based Inquiry」では、日本の数歩先をいくアメリカの最先端の学びをシェアしてくださいました。
2020年の教育改革はもとより、これからの時代を生きていくために必要となるスキルを身につけることのできる教授法だと思います。
以下、動画でミツイ先生が話されていたポイントです。
・Project Based Inquiryでは以下の流れで授業をします。
(1) Ask
(2) Investigate & Analyze
(3) Synthesize & Reflect
(4) Share
(5) Reflect & Revise
・他の授業と異なる点
- Provides a framework for daily lesson planning
- Allows students to take ownership of their learning
- Offers an engaging way to introduce global content
- Teaches students to consider different perspective
など。
アクティブラーニングとの大きな違いは上記のShareとReflect&Reviseです。私は現在、ミツイ先生からライティング指導準備の講座を受講中ですが、ミツイ直子先生が英語を教える時にはこの部分を存分に活用されていることが非常に多く感じます。
もちろん子育てにも活用できます。先日、息子から突拍子もない質問が出ましたが(「セミは汗をかくの?」「このコマとこのコマはどっちが強いの?」)、一緒に調べた上でそれを誰かに話してみる、ということをすることで、息子の心にはきっちりと調べたことが刻まれたと思います。
(また、息子からの質問を聞いたときに感じたのは、子供から出る質問は答えがないものが多いなと言うことです。日本のか、私個人のか分かりませんが、思わず「答えを求めてしまう」傾向があります。例えば、Global PBIのASKの部分では「自分が答えを持ってないといけない。」と思ってしまいがちな点です。でもそういう思い込みって必要ないんだろうな、もっと単純に考えても良いんだろうな、と思いました。)
英語を教える上でも同様です。生徒さんに取り組んでもらう姿勢をうまく引き出すことができれば、上記の流れに沿っていなくても十分に今後の生徒さんの学びを大きく変えることができるはずです。私自身も常にCreativeでありながら、生徒さんに「なんでもシェアしてもらえる雰囲気」作りをしながら学びを深めていきたいと思いました。
いつも深い学びをありがとうございます。
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