誰もが他者に認めてほしい、褒められたいという「承認欲求」を持っています。「承認欲求」は私達が自己実現を果たしていく際に良い活力となってくれることもありますが、同時に問題を引き起こすこともあります。「承認欲求」と上手に付き合えないと「Me, me, me」と自分のことばかりになり、周囲の人達と健全な関係性を築いていくことが困難になったりします。
そんな「承認欲求」の捉え方には異なる説があり、例えば精神科医であり心理学者のアルフレッド・アドラー氏は「承認欲求は不要」だと説いています(アドラー心理学)。アドラー氏は他者からの承認欲求ではなく「自己受容」こそが大事だと主張しているのです。
一方、心理学者のアブラハム・マズローは人が求める欲求には段階があると考えています(人間の基本的欲求)。ですから「承認欲求」を満たすには、まず別の欲求を満たさないといけない、となるわけです。
私達が英語を教える時に、私達は自分自身の「承認欲求」とどのように付き合うべきなのでしょうか?
そして、私達が教えている生徒には、どのように「承認欲求」と付き合ってもらえば良いのでしょうか?
3月の勉強会では参加者全員で「承認欲求」について考えをシェアしていけたらと思います。答えのないディスカッションにはなりますが、だからこそ、個々の狭い視野で認識していくのではなく、同じ分野で活躍する仲間達と一緒に問題に向き合っていくことで得られるものがあるのではないかと思います。
当日は、参加者全員が「なるほど」と思える何かが得られるように参加者全員で協力し合って、素敵な「学びの場」を作り上げていけたら良いなと思います。
開催日時
日本時間:3月10日(日)午前9時~
米国西海岸時間:3月9日(土)午後4時~
※ご自身のお住まいのタイムゾーンでのお時間はこちらの「Time Zone Converter」でご確認ください。
誰しもが持つ承認欲求について仲間達と学びませんか?