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Jan
20

TOEIC 満点を目指すグループ、設立します。

    TOEIC満点を目指していますか?   例えば個人事業として英語を教えている先生にとっては「TOEIC 満点」という実績は大きなセールスポイントになるでしょうし、雇われ講師をしている先生にとっても魅力的な履歴書ポイントとなると思います。       今回、ETAJではTOEIC満点を目指したい人の応援をすることになりました。   個人的には、どんな試験であっても「満点を取る」ということに固執する必要は一切ないと思いますが、TOEICの点数が仕事に影響をもたらすケースがあるのも事実であり、英語を武器にして食べていきたい人にとっては「満点かどうか」がキャリアにおける大きな分かれ道になることもあるのが事実です。「個人的な趣味」という意識でTOEIC満点を目指したい人もいるでしょうし、それはそれで良いと思います。   皆さんがTOEIC満点を目指す理由が何であれ、今回、ETAJが応援するのは「TOEIC 950点前後は取れていても、なかなか満点に到達できない」という層の学習者です。   TOEICで満点を取るには「英語力」があるだけではダメなようです。ハイレベルな英語力と留学経験のある英語の先生でも、TOEICでは「英語力と関係のない部分で “分からない” が発生する」ことがあるようです。確かに、私ミツイはTOEICの初受験時に満点を取ることが出来ましたが(大学院卒業後、1年間ロサンゼルスの英会話学校の社長秘書兼オフィスマネージャーをした後に受けました)、大学院卒業直後にTOEICを受験していたら満点は取れなかったのではないかと、なんとなく、そう思います。   では、TOEIC満点を取るには「就労経験」が必要なのでしょうか? この問いに対してETSは「TOEIC受験において就労経験は必要ない」と言い切っています。また、米国在住の日本人高校生が、日本の大学進学を希望することで大学側に課されるTOEIC受験をする時、仮にバイト経験がなかったとしてもTOEICにて満点もしくはハイスコアを取ることは可能です。   そこで、英語力以外に何が必要なのか?と考える必要があります。   京都の大学にてTOEIC対策の講義を教えていらっしゃる中井翔先生は「状況把握能力が必要なのではないか」とおっしゃられています。英語力があっても状況把握能力がないと、設問として出されているシーンが「どんなシーンなのか」分からない状況であり、そうすると手探り状態で文章を聞いたり読んだりしていかなくてはいけません。 自分が認識できる状況の英語運用ならば、自分の経験や知識を基に問題を解いていくことが出来ます。自分に関連のある学習内容は学びやすいし記憶に定着しやすいというのは教育界では常識です(Schema Theory)。ですからリーディングを教える時には、リーディング教材の内容に関する生徒の背景知識や生徒が持っている文化的知識などを上手に使うことが推薦されたりしているのです。 事実、見たことも聞いたこともないようなビジネス事例が語られているような設問では、問題を解くペースが落ちてしまう人が多いようです。 ※ちなみにTOEIC満点を取るような受験者はリーディングセクションでは時間が優に余るペースで問題を解いていきます。   もし中井先生の仮説が正しいとすると、TOEIC満点を目指す学習者は、どういう「状況把握能力」を育てていけば良いのでしょうか?   ビジネスシーンにおける状況把握能力が必要なわけではありません。(1)米国在住の日本人高校生でもTOEIC満点が取れるわけであり、彼らの中には全く就労経験がない人もいるわけですから。 現地にて生活した経験があるかどうかも関係ありません。(3)留学をして6年もの間、米国の高等教育を受けていた私ミツイも、恐らくそれだけではTOEIC満点が取れなかったのではないかと思いますから。 少し条件は変わりますが、大学留学を4年間経験した帰国子女でもTOEICでハイスコアを取るのに苦労することもあります。でも面白いことに、高校留学を(1年でも)経験していると、TOEICのハイスコアを持っている人の数が増えるように思えます。   そこで中井先生と私ミツイが辿り着いた仮説は「英語圏で社会人として責任を担った経験の有無、もしくはそういった親や扶養者を間近で見る経験の有無」がキーポイントとなるのではないか?ということです。   一見、留学生も社会人も同じような情報に触れているように思うかもしれませんが、双方が触れる情報の種類や数は大きく異なります。 例えば留学生は、よっぽど具合が悪くならないければ、病院どころかDoctor’s officeにすら行きませんが(そして健康保険は母国の海外旅行者用の保険に入るのが一般的です。ちなみに私は留学生時代の6年間で一度しかDoctor’s officeに行ったことがなく、病院には一度も行ったことがありません)、英語圏で社会人として責任を担うことになるのであれば、会社を通して健康保険に入るのかどうか、その支払いはどうなるのか、オプションは何があるのか、実際に定期健診を含めて医者にかかる時はどういうシステムなのか等、多くの情報を理解しなくてはいけません。双方とも「英語圏に住んでいる」のは同じなのですが、病院一つの例をとっても、触れている情報の種類がこんなにも大きく異なるのです。     就労経験のない高校生が高得点や満点を取れることから、TOEICで必要とされる「社会人が得る情報」は、自分自身が経験しなくてもそういったことを経験している人の身近にいれば得られる程度の情報で十分だと言えます。 事実、高校留学をする人はホームステイをすることが多いのに比べ、大学留学をする人は大学の寮もしくはアパートにてルームメイトと、もしくは一人で過ごすことが多いのです。例えネイティブスピーカーと暮らしていても、大学生のルームメイトというのは同年代の若者であることが多いので、そういうネイティブスピーカーもその時点では実家の両親に頼っている状態であり、まだ「英語圏で社会人として責任を担っている」とは言えないことが多いのです。   新たにETAJで設立することとなりました「TOEIC 満点を目指すグループ」では、(1)そういった英語圏の社会人が受け取る情報を、私ミツイが皆さんに提供しながら、(2)そういう社会人がどういう対応をすることが望まれているのかというケーススタディーをもシェアしていきます。 仮に、私と中井先生の「仮説」が正しくなかったとしても、提供しますAuthentic Materialsを吸収していくことで英語圏情報が得られますので、それは十分な英語力向上の機会となり、間接的にTOEICの点数アップが見込めます。提供された情報やケーススタディーに関して気になったことがある場合は、私を含むGroup参加者同士で話し合うことも可能ですので、積極的ご参加頂ければ頂くほど学びが深くなると思います。     「TOEIC […]

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Jan
18

【会話練習】「余白」のある絵本を使う

  今や日本でも気軽に英語の絵本が手に入ります。英語の絵本で学べることは非常に多いので、英語の絵本を授業に活用する先生も多いと思います。今回は、そんな英語の絵本の中でも英語の先生に選ばれにくい「文字の少ない絵本」の活用法についてお話をしたいと思います。   私が児童に英語を教えていた時に積極的に活用していたのが「文字の少ない絵本」、つまり「余白」のある絵本です。書かれている文字が少ないので、生徒と一緒に絵本を見ていくうちに「自然と会話が始まる」ことが多く、まだ生徒が英語での発話に対して壁を感じている時でも「これは何?(物の名前確認)」「自転車はどこにある?(物の位置関係の確認)」「この女の子は何をしているの?(動作確認)」というような、各生徒に適したレベルの質問をして、無理ない発話を促すことが出来ます。   こういった質問を通して生徒の前置詞使用や熟語使用を確認したり、正しい使い方のモデリングをすることも出来ますが、ここで一番のポイントとなるのは、「制限のある中で(完全に自由ではない中で)、でも自由に話す練習が出来る」ということで生徒の英語上達に非常に良い環境を創り出すことが出来るということです。また、こうして先生から沢山の質問をすること(疑問を持っていることを示すこと)で、生徒側の意識として「質問をすることに対して(疑問を持つことに対して)のハードルが下がる」というポジティブな効果も挙げられます。   もちろん、上記のような質問は通常の絵本を使っても行えますが、ストーリー性が高い絵本を使うと生徒がどうしても内容を気にし過ぎてしまって自由な発想が行いにくいことがあります。その点、余白が多く、書かれている文字が少ない絵本だと思う存分にCreativityを楽しめる傾向があります。生徒に自分で物語を作ってもらったり(Story Telling/Narrationの練習)することも出来ますし、複数の生徒に教えている場合でも、そういった絵本を見ながら、ひとりずつ順番に物語を作っていく※という共同の物語創作のアクティビティーを行うことも可能です。 ※ひとり一文ずつ順番に言い、物語を全員で作っていくアクティビティー。 例:Aさん「昔々あるところに、可愛い女の子がいました」   Bさん「その女の子は赤い靴を履いていたので、Shoesyと呼ばれていました」   。。というように、続けていく。   通常の絵本を読み聞かせるように先生がStory Telling/Narrationをしていくとしても、余白のある絵本の場合、先生のStory Telling/Narration自体も読む度に変わりますし、書かれている文章を読むのとはまた違った臨場感溢れる読み聞かせが可能となります。   日本の先生は「正しいこと」に拘る傾向がありますが、少し英文を間違えてしまっていても良いので、時には臨場感溢れる「その時、その瞬間に出てくる英文」を生徒と一緒に楽しむのも良いのではないかと思います。     私が個人的によく使っていたのはLittle Peopleシリーズです。 こちら、一部の絵がFlip 式で隠されているので、赤ちゃんでも楽しめます。また、それぞれの本で「数字」「色」「形」などEducational Themeも決まっているので、そういったシンプルな概念を教えていくのにもお薦めです。     また、こちらの本は少しストーリー性があるものの、文字自体が非常に少ないので、生徒に実際にStory Telling/Narrationをさせるのに最適です。 私が児童相手にこの絵本を使って英語を教えた時には、この絵本に文字が少ないからこそ、子ども達は内容に関連したイラストに注目せずに自由に絵を楽しみ、大人が気付かないような面白いポイントを沢山見つけてくれました。ちょっとした背景の小さなポイントを軸にして、大人では思いつかないような物語創作をしたりもしました。   勘の良い方はお気づきだと思いますが、「文字の少ない絵本」(「余白」のある絵本)は工夫次第で大人の生徒さんに対しても使えます。是非、挑戦してみてください。    

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Dec
05

アルファベットの口頭説明

    小さいお子さんにアルファベットを教える時に、どんな声掛けをしていますか? アメリカでよく見かけるのは「Start from Left to Right(左から右に書いてね)」とか「From Top to Bottom(上から下に向かって書いてね)」というように、書き順を口頭で説明してあげる、ということです。もちろん書き順を示している、アルファベットに矢印が書きこまれているようなプリントも出回っていますが、それに加えて口頭説明をしてあげるのもお薦め。 英語で子育てをされているご家庭や、英語の授業中に英語で声掛けをしたい方のために、アメリカでは一般的に各アルファベットに対してどういう声掛けがされているのかをご紹介します。   ちなみにアメリカの多くの教育機関では「小文字/Lowercase Letters」から学ばせているようです。それは文において小文字の方が使用率が高いからだそうです。そのため、ここでは「小文字」を使った説明をご紹介しておきますが、「大文字/Uppercase Letters」も同じ要領で口頭説明をしていくことが可能ですので、ここでご紹介するものを参考にしてみてください。       a     —     pull back (top to bottom), around, up, and down b     —     pull down (top to bottom), up, around c     —     pull back […]

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Oct
05
Sep
20

2 Teachers in 1 Classroom?

  日本でもALTの先生とペアになって英語の授業を教えることがあるそうですが、そういった時、どういうクラス体系で授業を進めていますか?   Co-Teaching(2人の先生が協力して授業計画を立て、一緒に授業をおこない、生徒や授業自体の評価をしていくこと)が上手におこなえると以下のようなメリットがあります。 (1) 多様性を尊重する機会となる、(2) 一緒に頑張るという気持ちを育てることができる、(3) チームで問題解決をしていく姿を見せることができる、(4) 躍動感のある授業をおこなうことができる、(5) 助け合いを助長することができる、(6) 生徒がより指示に集中するようになる。   これを機にCo-Teaching の体系を理解し、皆さんの教えている授業の内容やレベルに、どう組み込んでいくのが一番良さそうなのかを考えてみてください。       1.One Teach, One Assist   一人の先生が教室の前に立って授業を教え、一人の先生が後ろに立ち、生徒の学習態度や課題の進み具合をモニターします。後ろにいる先生は必要に応じてサポートを必要とする生徒のところへ行き、質問に答えたり課題を手伝います。 この場合、生徒はそれぞれの先生に対して同じだけの尊敬を示すことがなくなることもあると言われています。   前もって必要な準備の度合い:Low   2.Alternative Teaching   一人の先生が大人数のグループに教え、もう一人の先生が少人数のグループに教えます。少人数のグループでは、生徒のレベルによって語彙や授業内容の復習をさせることもあれば、特別試験を受けさせたり、よりレベルの高い指導をおこなうことが出来ます。もともとは特別な支援の必要な生徒が少人数グループに入り、定型発達児(大人数のグループ)の学びについていけるようなサポートがおこなわれていたようですが、そういう形でなくても構いません。 生徒のレベルが異なる時に使えますが、生徒がグループ分けに対して不信感を抱かないよう配慮をする必要があります。   前もって必要な準備の度合い:Medium   3.Parallel Teaching   教室と生徒が半分に分けられ、それぞれの先生が同じだけの人数の生徒を担当します。基本的に同一のカリキュラムをそれぞれの先生が同時に教えていきます。この方法だと先生と生徒の比率が劇的に良くなり、細かいところまでのケアが出来るようになりますが、大抵教室内がとてもうるさくなってしまいます。 生徒の積極的な発言を促したい時や、課題を行わせたり、授業や試験の復習をおこなう時に適しています。   前もって必要な準備の度合い:Medium   4.Station Teaching   授業内容をステージ分けして、学ぶべきコンセプト毎に異なる「ステーション」を作ります。生徒はそれぞれのステーションを行き来して、それぞれの場所で学ぶべきことを学んでいきます。それぞれのステーションには先生、もしくはアシスタント(ボランティアでも構いません)が待機していて生徒の学びをサポートします。 少し複雑な体系ですが、このシステムに生徒が慣れてくれると無駄のない教えが可能となります。またそれぞれの生徒がグループ分けされてそれぞれのステーションに進んでいく形となるので(例:グループAの生徒はステーション1に行き、その間グループBの生徒はステーション2に行く、等)先生と生徒の比率も良くなります。   前もって必要な準備の度合い:Medium   5.Team Teaching   二人の先生が教室の前に立ち、一緒に教えていきます。一人の先生がLead […]

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