「英語の先生の自分の英語勉強法」勉強会:報告レポート

「英語の先生の自分の英語勉強法」勉強会:報告レポート

ミツイ直子

 

2017年2月19日にZoomにてETAJ会員による「英語の先生の自分の英語勉強法」の勉強会がおこなわれました。

 

Screenshot (1264)今回9人の英語講師が、日本・ドイツ・オーストラリア・アメリカから集ったわけですが(画像には、タイミング的に8人の英語講師しか写っていません)、現役英語講師群は授業の準備等に追われたりしているのが現状で、自分自身の英語学習に時間を割いている方は少ないようです。

ただ、その中でも意識的に皆さんご自身の英語力を保ち、落とさない工夫はされているようでした。特に「学習」として認識していなくても「日常生活」にて英語と触れる機会を積極的に作られている方が多く、仕事で常に英語に触れる以上「何を学習とするか」という意識が生徒のそれとは異なるのかなと感じました。

 

実際に皆さんが実施されていることの一部を連ねると、English CentralNPR (radio)、KIIS FM (radio)、LBC (radio)、italkimeet up groups、趣味を英語で楽しむ(英語でヨガクラスを取るなど)、ブログで学んだことを直ぐにアウトプットする、TOEIC満点を目指すグループに参加する、語源の教材本(単語耳)や辞書を読み語彙増強を意識する、英語力のある今だからこそ「文法」に立ち戻る、授業準備の際に教材を探す時に自分の英語力も使うように意識をする、普段の英語運用時には分からないことに意識を向ける、アウトプット時はペルソナに頼る(=ロールモデル)、マインドマップ利用の単語チェックをする、コロケーションの出し入れに意識をする、シャドーイングをする等が挙げられました。

 

普段使う英語の種類、教えている授業の特性や内容などが大きく異なるからこそ、個々それぞれ強化すべき英語ポイントは異なりますが、だからこそ「なるほど」と思えるような学習法が沢山出てきた1時間となりました。

また、今までは気に留めていなかった英語ポイントでも「他の先生のお話を聞くうちに、今まで気付いていなかったけど、自分のすべき学習が分かりました」という方もいらっしゃいました。そして参加者の前向きな姿勢に「勇気づけられた」という先生も。

こんな素敵な感想をセッション後にシェアしてくださった方もいました。

「今日は本当に、皆さん前向きに自身溢れる感じに勉強されているなーと感じました。今現在、私自身プライドや自己嫌悪や自己評価の面で前向きに英語と向かい合えてないようなので、皆さんのような自身溢れたエナジーに囲まれ、もやもやが少しですが晴れた気がします。もっと色々とそれぞれのお方に聞きたいことがありますが、内容がぎっしりの勉強会有り難うございました!今後の勉強会も楽しみにしています。」

 

 

FacebookのETAJグループでは、今回のような勉強会でだけでなく、勉強法や英語に関する疑問点がある場合には気軽に質問をし合うことが出来ます。有志の先生方が積極的に情報をシェアしてくださいますので、一人で英語を教えていることに心細さを感じたり、自己成長に限界を感じていたりする方は、是非そちらもご覧ください。→会員登録はこちら。

参加者の皆さま、今回は本当にありがとうございました。

 

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