ETAJ勉強会：国際語としての英語を考える

英語を教えていると生徒に「英語を学ぶベネフィット」を伝える機会は多いと思いますが、英語を学ぶデメリットを伝えている方はいますか？

そもそも、英語を学ぶデメリットって何でしょう？

個人的なデメリットとしては、英語学習に費やす時間や労力、お金がかかるというところかと思います。また、明確な目標を持たずに学習だけに取り組んでも、結局英語を使わない生活を送ることになった場合、「勉強しても意味がない」と感じ、そのことをデメリットと判断する人もいるかもしれません。

では、社会的に見た時のデメリットはどうでしょうか？

英語を学び、英語を話せる人が増えると日本にとってどんなデメリットがあるでしょうか？

英語を教えることのデメリットを考えたことのない人が多いと思います。そして、それを生徒に伝えている人は更に少ないのではないかと思います。

でも、英語講師として広い視野を保つためにも、きちんと「私達日本人が英語を学ぶにあたり、社会に引き起こす可能性のあるデメリット」を認識し、それを意識したうえで英語を教えていきたいものです。

今回の勉強会では、2018年の夏に行われたETAJ Conventionで発表された、ETAJ顧問の米国州立モンタナ大学言語学学科助教授の宮下瑞生先生のインタビュー動画を観ながら「国際語としての英語」について考える機会を設けます。

2018年のETAJ Conventionに参加されていない方はもちろん、参加された方も、また新たなメンバーと共に「国際語としての英語」を考え、そんな英語を教えるということはどういう責任が付きまとうのか、そして私達が気を付けないといけないことは何か、ということを一緒に考えていきましょう。

開催日時

日本時間：5月29日（土）午前9時～10時
米国西海岸時間：5月28日（金）午後5時～6時

※ご自身のお住まいのタイムゾーンでのお時間はこちらの「Time Zone Converter」でご確認ください。

受講費