2021年:ETAJ大賞の受賞者発表

2021年:ETAJ大賞の受賞者発表

ミツイ直子

 

昨年、English Teachers Association of Japan(以下、ETAJ)では急遽「ETAJ大賞」なるものをつくり、高橋アキ先生を受賞者として選ばせていただきました。

 

アキ先生はInstagramやTwitterを始めとするSNSや、ご自身のブログやウェブサイトにて、ETAJでの学びやそのご感想を定期的に発信してくださいました。また、Global Business Professionals Foster Program(以下、GBPFP)の担当講師にもなられたことから、GBPFPの告知にもご尽力くださいました。

 

 

 

 

「ETAJ大賞」を設けるきっかけとなったのは2021年の年末に行われた役員定例会議でのことです。

 

毎年、年末には役員が集まり、代表理事の私ミツイより年間報告をさせていただくのですが、そちらにて2022年の目標を掲げる機会がありました。2020年、2021年と、ETAJでは「意識を内側に向ける」とテーマを掲げ、新規会員を増やすことよりも既存会員とのご縁を深めていくことに注力してまいりました。2022年もそれは継続していくつもりですが、同時に、ETAJの活動にご賛同くださる英語の先生方との出会いを増やしていけるよう、そちらにも力を注いでいきたいと考えています。

そして、役員会でもその話が出たのです。

 

より多くの先生方とのご縁を得ていく方法として、ETAJ会員にも利用者が多いFacebookやGoogle等で広告を打ち出すことも検討されたのですが、やはりETAJから出資するお金はできるだけ会員に還元していきたいという想いを、役員一同が強く持っています。そうしてETAJ会員全体の活動を見直してみた際に、アキ先生の影なる努力と「ETAJを応援したい」というお気持ちがハイライトされたのです。

アキ先生のように「自分に価値のあるもので、更には生徒さんのお役にも立てるだろう」と思うものを、目立たずともコツコツと発信していくというのは、ブログのアクセス数や、InstagramやTwitterのLike数やフォロワー数ばかりを意識していると、なかなかできないことでもあったりします。時に、本当に必要なものというのは、大衆が求めているようなものではなかったりしますから。それでも大事なものを見失わずに活動を継続されているアキ先生のお姿は、まさに、私達がお手本にさせていただきたいものだと感じたのです。

ETAJ大賞の一環として、本当に些細な額ではありますが、Amazonギフトカードも贈呈させていただきました。

 

インフルエンサーやYouTuberを始めとする、フォロワー数の多い情報発信者に脚光が当たりやすい時代ではありますが、多くの人に気付かれなかろうと、地道に本当に必要な仕事を責任をもって実行しているアキ先生のような方も大勢いると思います。全ての英語教育機関で、それぞれのトップとその仕事を支える人達の素晴らしい働きが無数に存在しているはずです。それは、自分がトップだと気づきにくいこと。そう言う人達の働きは日の目を浴びないことも多いのですが、そういう人達の存在こそを忘れてはいけないと、改めて思いました。

 

もちろん、各所のビジネス戦略によっては「目立つ活動」をした方が良いこともありますでしょうから、そのもの自身を否定しているわけではありません。ただ、ETAJとしては、アキ先生のように地道にコツコツと活動をされる方にも感謝を示し、お手本とさせていただきたいと考え、今回急遽「ETAJ大賞」をつくらせていただきました。

こうした賞を継続していくかは未定ですが、全ての先生方にスポットライトを当てるという信念を持つETAJでは、引き続き、ひとりひとりの先生方の活動を応援していきたいと考えています。ETAJウェブサイトへの記事寄稿、Conventionの実行委員担当、Conventionでの発表等、沢山の成長機会をもご提供していますので、2022年も積極的な活動参加をお待ちしています。

 

何かリクエスト等ありましたらいつでもご連絡ください。

2022年も、ETAJ会員の皆さんと一緒に素敵な1年にしていけることを楽しみにしています。

 

 

 

 

ETAJ のFacebook、Closed Group では先生方が役立てることが出来るような便利なウェブサイトのご紹介などもしています。

良かったらご参加ください。

 

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